◎高齢化の進行と情報化の進展
近年の社会や経済の変化は、日ごとに加速度を増しています。
IT化、グローバル化が急速に進展し、しかもそれらは、一般の人々の生活を根本から変革しつつあります。
高度成長期の日本においては、学校を卒業し、社会へ出たら会社以外の場での学習の機会は多くありませんでした。
しかし情報化社会の急激な発展は、それに取り残されないために、常に新しい事柄を勉強していく必要性を人々に芽生えさせています。
また高齢化によって、定年後の余暇を使って新しい職業や趣味などにチャレンジしようという人々が増えてきています。
そうした時代の変化や社会の成熟化によって、幅広い年齢層の人々の間で学習意欲が高まってきているのです。
そこで生まれたのが、生涯いつでも自由に、学習機会を選択して学習することができる――つまり「生涯学習」の考え方です。
このような取り組みは、学校のみならず、地域や社会で広まってきており、文部科学省も、「生涯学習社会」の構築へ向けて、教育システム全般を見直そうとしています。
そして、この生涯学習の根幹のひとつが職業能力の向上です。
充実した「職業教育」が求められているのです。
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